ただの近所のおばさんだった。
人見知りでなかなか友達ができなかったわたしに声をかけてくれた優しい人。
年もわたしより数十年上で一人で道を歩くわたしに声をかけてくれた。
わたしに知り合う勇気をくれた。
どんなときも力強く背中を押してくれた。
中学高校とで疎遠になってからも気にかけてくれた。
わたしは、何も返せてないまま終わってしまった。
覚悟はしていたけど、なかなか辛いものですね。
あの人の前で暗い気持ちにはなりたくないから!
暗くなったら怒られちゃいそうだから!
悲しい顔は似合わない、笑顔でいてねって言われたから
わたしは前見て生きる!!
今だけ泣く!!!!!!!!
頭いてぇ!!!うおぉおお!!!!!
・・・・・はぁ。
病院で0302にかけたあの人を見て。
わたしは何の感情も起きなかった。起こせなかった。
思い出もたくさんあったはず、それでも心は静かだった。
申し訳ないけれども、あの人とのつながりはもう血というものしかなかった。
薄情なわたしは、全てを無にしていたようだ。
思い出も記憶も存在も。
周りにいる元家族は涙に溺れて声を張り上げてその人を呼んだ。
わたしはついに呼びかけることなく永遠の別れを迎えた。
よく分からない、今わたしはよく分からない。
あそこにいていい人間だったのだろうか?
わたしは場違いを感じた。居場所のなさを感じた。一秒でも早くその場からいなくなりたかった。
それでも別に恨みがあったわけでもないのでお疲れ様でしたの言葉を送ります。