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太陽と月の輪舞曲
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アルヴィンはこう、エリーゼを見て不意になんとなく自分と重ねていたたまれなくなってなんとなくかまってれば良いなぁ
エリーゼが大変なとき辛いとき不安なとき、いち早く察知してそのとき一番してほしいことが分かっちゃえばいいよ!

てことで追記は拙い妄想小説なので注意←








ジュードは顔を真っ青にしてミラのもとへと走った、遠目で見てもわかる、足は酷い状態だった。

「エリーゼ!治療を!」

ビクッと体を強張らせるエリーゼ

「ぐちゃぐちゃだ〜見たくないよ〜」

ティポが目を背けながら言う、エリーゼは少し躊躇いながらも、ぎゅっと目をつむり何も言わずにミラのもとへと走った。

「ミラ、どうしてこんな無茶を…」

「知るかよ…」

場が騒然としつつも時は待ってくれない、敵が集まりはじめている。

「ここはひきますよ!」

一同はその場をなんとか逃れカラハシャールへと逃げのびたのであった。

 

 

アルヴィンは一人、ベッドから起き上がった、アルヴィンに割り振りれた部屋はジュードとの2人部屋だったが、今は一人。

ジュードは今だ目を覚まさないミラの看病で忙しいのだろう、人であったら確実にその命を失っていたであろう爆撃で、意思の力か、マクスウェルの力か、治療のおかげか、どちらにせよ危うい状態に変わりはないがミラは一命をとりとめている。

「治療…ねぇ…」

ふいに思い起こしたようにベッドから身を起こす。

 

その頃エリーゼはなんとなく落ち着かず寝つけないでいた

体は疲れて早く寝たいのに目をつむり横になっても精神がぴんと張り詰めて眠れそうにない。

しんとした暗い部屋でティポと2人、今までと変わりないはずなのに眠れない。

 

ふと空を見ると夜空は星がまたたき、月が優しく光をおろしていた。

ここでじっとしていてもいっこうに眠れそうもないのでエリーゼは静かにベッドから抜け出し外へと足を進めた。

 

外に出ると星々は窓越しに見るより綺麗で、ぴりっとした寒さがある。ゆっくりと深呼吸をして段差に腰掛けた。

 

「こんな時間に一人で外出なんて、悪いお姫様だな」

「!?あ、アルヴィン…」

「いきなり現れるなよー!!びっくりするじゃんかー!」

そりゃあ悪かったなと悪気もなく言ってティポを押しのけエリーゼの隣に腰掛ける

ふわふわと浮いているティポを気にせずアルヴィンは隣に座るだけで何をするわけでもない、痺れを切らしたようにティポが言った。

「アルヴィン君はなにしにきたんだよー!なんかあるならいえー!」

「…です」

その言葉にやっとアルヴィンは口を開いた。

「いや、お姫様が一人じゃ怖いかなと思って一緒に居るんだけなんだけど」

「ど、どういう意味ですか?」

「あんなもの見たあとじゃ、眠れないだろ」

エリーゼはびくりと体を震わせる、今日起きたことが鮮明にフラッシュバックした。

目の前で殺された女性、ミラの見るも無残な姿

「っ……」

エリーゼはそこで初めて眠れない理由が何か理解した、今まで忘れようとしていた出来事、脳裏に焼き付いて離れない出来事。

眠ってしまったら、思い出してしまう。

 

かたかたと体を震わせるエリーゼの姿は幼く小さいもので、アルヴィンは静かに自分の姿と重ねた。

 

エリーゼと同じくらいの頃アルヴィンも人の死と言うものを経験している、その数日は眠ることもままならず、寝付けたとしても悪夢にうなされる始末だった。

あの惨いミラの傷だって目をそらしたかったはずだ、ティポの見たくないと言う言葉、あれがエリーゼの本音だろう。悲惨な状態だったとはいえ、ジュードがエリーゼに治療を頼んだのは残酷なことだったのかもしれない

 

 

「悪い、エリーゼ…思い出させちまったな……辛かったろ」

「わ、わたしティポがいないと何も出来なくて…女の人目の前で死んじゃうの見てるだけしか出来ませんでした…私がもっとしっかりしてれば…あの人もミラもあんなことにはならなかったかもしれません」

「そこまで考えてたのかエリーゼ」

「ティポがいないと…わたし…みんなと一緒にいれなくなっちゃいます…!」

独りに戻りたくない、余所者、邪魔者と言う目で見られるのはもう嫌だ。ミラのあの表情、あれは選択をする目だった、きっと迷いはなかっただろう

「大丈夫だエリーゼ、お前が独りになるなんてこと絶対あり得ないから」

ジュードはここに置いて行くことを決意していたがここにはドロッセルもローエンもいる、独りになるなんてこと、愛されないなんてことはないだろう

こんな自分とは似ているようで似つかない環境にいる、きっと大丈夫だ。

「ま、んなこと言ったって今不安なことに変わりはないよな、エリーゼが寝るまで一緒にいてやるから早く戻ろうぜ、今日は寒いからな」

アルヴィンは立ち上がり軽く体をはたいてからエリーゼに手を差し出す

「いい子は寝る時間だぜ、お姫様」

そう言ってエリーゼの手をとりエリーゼの部屋へと戻った。

 

部屋に戻るとティポと2人の時とは違う部屋のようだった、ピンと張り詰めた空気は何処へやら、布団にもぐると体の疲労からともなう静かな微睡みがこみ上げてくる。

「あ、あのアルヴィン…ほんとに寝るまで一緒にいてくれますか?」

「あぁ」

「もし、怖い夢を見て起きたら…?」

「寝てすぐいなくなるなんてしないから安心しておやすみお姫様」

ゆっくりとした仕草で月色の髪の毛を優しくとくように頭を撫でる、そわそわとエリーゼは顔の半分を布団にうずめる

「アルヴィン…もう一個お願いしてもいいですか…?」

なんでもどうぞと軽くアルヴィンが返したのを確認して恥ずかしそうに言葉を紡ぐ

「ね、眠れるまで手…握ってもいいですか…?」

「………あぁ、いいぜほら」

そう言ってグローブを外した手をそっとエリーゼに差し出す、小さな手でその手をぎゅっと握る、自分より何倍も大きな手を確かめるよに触れる。少しして安心したようにエリーゼの瞳に微睡みが映る、重い目蓋の裏には先ほどの恐ろしい情景は写っていないようだ、エリーゼが完全に目蓋を閉じたのを確認してアルヴィンはもう一度おやすみお姫様と呟いた。

自分が一番欲しかったもの、安心…持ってもいないものでも誰かに渡すことはできるのだろうか、いつもより少し体温の高い手をみつめながらアルヴィンは少しの微睡みに身を任せた。
 



曖昧な記憶でもんもんと書いたものだから色々おかしいねきっと!
アルヴィンがいわゆる仕事しだしたのは何歳か分からないし←

パラレルの魔法←
本編でエリーゼが可哀相すぎたのでね…
エリーゼの内面を喋るティポが負傷したミラを見て「ぐちゃぐちゃだ、見たくない」って言うけど「エリーゼ治療手伝って」って言われて一瞬躊躇いながら振り切るようにミラノもとへ駆けつけるのが辛くてだね!!
アルヴィンにフォロー任せました←




 

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レイリタで挑戦!挫折しそう!
ためらいの恋のお題

01. 僕と彼女の一定距離
02. 惑いと共存する想い
03. もしもこの日常が壊れたら
04. 押さえ込んだ言葉
05. 指先一本のふれあい
06. 「届かなくてもいい」なんて嘘
07. 先延ばしにしてきた報い
08. これが最後の選択肢
09. 淡い絆が消えゆく前に
10. 躊躇いの日々に手を振って






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