いじっぱり弱虫強がり寂しがりや
アルヴィンはなんだかんだで子どもで、でも子どもではいられない感じがして
子どもらしい子どもに触発されてゆっくり成長するが良いよクズヴィン
追記はまたしても拙い文章なので気になる方だけ←
あ、多分暗いです←
「母さん…ただいま」
「っ……お、おかえりなさいアルフレド」
レティシャはシーツを集めて体を隠す、腕に刻まれた跡と部屋に広がるにおいが生々しい、それでもアルヴィンは気づかないふりをして言葉を続ける。
「体の調子は平気?先生がまだ安静にしなきゃダメって言ってたから無理しちゃダメだよ」
努めて子供らしく、あどけなく、レティシャの方に視線を向けないよう、薬を机にゆっくりと置きながら言う。
ぎしっとベッドのスプリングが軋む音がする、そして後ろからすっと細く白い手がきて少し控えめにアルフレドを抱きしめる。
「ごめんなさい、アルフレド…」
蚊のなくような声で囁く、心なしか抱きしめている腕が震えている気がした
「母さんのことは頼むって言われたから、それに俺が母さんに早く良くなって欲しくてやってることだから気にしなくていいよ」
そう言って薬を差し出す。
レティシャの謝罪の意味が薬を毎回運びに来る手間に対してのことじゃないくらい分かっている、でも気づかないふりをするのだ。
彼女のため、自分のため……
「母さん、俺そろそろいかないと」
「そ、そうね…ごめんなさい引き止めて」
「ううん、それじゃあね」
開いた扉の前にはジランドがいた、アルフレドを見るとあざ笑うように見下す。
「随分嘘をつくのが様になってきたじゃないか、滑稽だな」
「母さんに無理させないでくれよ、精神的に弱ってるんだ」
「あいつが慰めてほしいから俺を受け入れてんだよ」
その言葉に思わず殴りかかる、しかし子どもと大人の力の差経験の差がその拳をかすらせることすらさせてくれなかった。
変わりに倍以上の暴力が小さなアルフレドの体を襲う。
ジランドは息を荒く吐きながらうずくまったアルフレドを見る
「……ガキが……仕事の話は後でするそれまでにその薄汚い顔をどうにかするんだな」
軽く身だしなみを整えてジランドはその場を去って行った。
全身を襲う鈍い痛みに耐えながらゆっくりと立ち上がる、自分の無力さを恨む。
不意に前に喧嘩でボロボロになった時母親が優しく撫でて手当してくれたことを思い出した。
困ったように優しい笑顔がこちらを見ている、もう一度彼処に戻りたい母親の笑顔が見たい、得体のしれないこの星で戻れる鍵を握っているのはジランドだ…今はこの望みにすがるしかない、すがるしか出来ない。
「絶対に、連れて帰ってあげるからね母さん…」
前を見る薄暗い廊下の先を見る。
今回の仕事はどんなものだろうか、ぼんやりと考える
重い体を引きずりながらアルフレドは長い廊下を歩いて闇に消えた。
ジランドさんこんな酷い人じゃなかったと思うけどね←ちょっと記憶が曖昧だ
アルヴィンなんかごめん←